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三教・四教

  三教は、小手ひねりの技と言われるとおり、最初は形で決められた所を、視線を落とさずに正確に取って技として使える事を覚えます。その後、相手の張り、圧力、伸張の感触を大事にしつつ制する事が出来るように握る・掴むの動作は最小限にしていくことを稽古します。

 四教は、表は脈、裏は骨と言われるとおり、最初は形で決められた所を、視線を落とさずに正確に取って技として使える事を覚えます。その際に、手の内を絞める事と同時に足・腰の協調や相手に向き合う方向も意識して繰り返します。その後、相手の手首・肘・肩の関係と体のつながりを利用して制していくことを稽古します。

 受けの人に痛い思いをさせることが目的では無くそこは一時の通過点として、考えてください。