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緊張感と物語

一本調子で何となく手順をこなしている様に見える事があります。締まりが無い。

 

意識の問題。緊張感。

 

捕りは、「返されるかも」と全く思っていない。

受けも「違うことをされるかも」と思っていない。

単純に掛ける番、受け身の番。

 

技の問題としては、要所を考える。形全体の流れの中の要所、要所で勝っているかの確認。

 

例えば、打ち技。

 

止めた時点で勝っている。

捌いた時点で勝っている。

投げる、固めるで勝っている。

残心として勝っている。

 

形の流れ中にある物語を理合と言うのでは。